2018年3月15日木曜日

昨日からのつづき。

昨日は夕方 さくぽんのいる病院に行きました。

考えて 悩みましたが、やはり自宅ですごしてもらおう、とさくぽんを連れて帰ります、と先生に伝えました。

連れて帰る前に酸素室にいるさくぽんを見ると、病院に駆け込んだ時よりかは、幾分か呼吸は穏やかになったのかな…とは思いましたが、先生は肺の水は抜けきっているわけでは無く やはりまだ呼吸数は早いです、ただ夕方お迎えに来る事も視野に入れてほしいとの話だったので点滴は少しずつ抜いて行ってたので帰る前に再度利尿剤の注射をしましょう、とおっしゃいました。

酸素室のさくぽんは眠れていたようだったので起すのがかわいそうだったのですが、処置をして頂きしばらくしてキャリーバックごとさくぽんをそっと渡して下さいました。

そっと、静かに帰宅して下さい 何かあったら夜中でもいつでもすぐいらしてください、と先生に言われ ずっと泣くのをこらえてたので 今にも涙が落ちそうで、ぐっとこらえて ありがとうございました。と言って 病院を後にしました。

駅まで向かう中、夕焼けの空が真っ赤にもえていて さくぽんに、中から見える?夕焼け綺麗だよ。と話しながら帰路につきました。

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自宅に戻ってから すぐ高濃度酸素機を着けて 酸素ハウスは嫌がると思ったので 酸素のチューブをさくぽんの口元に持っていく。

私のお布団で横になってるさくぽんを見ると 呼吸はやはり少し早くて ああ、肺の水は抜けきって無いな…とわかりましたが それでも自宅に戻って安心しているように見えたので 連れて帰ってきて良かったと思いました。

そのまま夜になっても 呼吸の状態は変わらず、時折 ハァハァと体全体で呼吸をしていて 今回の肺水腫はなかなか状態が改善しない… ひょっとしたらさくぽんと過ごす夜は今夜が最後かもしれない、と思いました。

夜の投薬とご飯を与えると さくぽんは私の布団に戻って はじっこのほうで丸まりました。

酸素のチューブを口元に持っていくも 嫌がったので 酸素を止めて そっとさくぽんを撫でる。

最近はあまりやりませんでしたが、さくぽんが私の顔じゅうをペロペロと舐めてきて嬉しかった。

そのまま私もさくぽんの側で丸まるように横になり、さくぽんを撫でながら眠りました。

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朝、さくぽんを見ると お腹がちゃんと上下に動き 呼吸をしていたので ほっとして 朝を一緒に迎えることができて本当に嬉しかった。

まだ呼吸はいくぶんか早いように見受けられるけど、ちゃんと薬も飲んで ご飯も食べてくれました。


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さくぽんの体はかなり限界に近いところにいると思います。

さくぽんと過ごす1日は 同じ日は1日は無く(それが当たり前なのですが)1日の重みというか、何気なく過ごすことのできる1日はなんて有り難い1日なんだろう…と思います。

杏もさくぽんを気にしているようで、昨夜も何度かさくぽんの匂いをこっそり嗅いだりしていました。

今、さくぽんを見ていても 頑張って呼吸をしている感じはあります。

それでも 入院させる事はしないと決めました。 

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今朝のさくぽんの写真を載せておきます。



撮る角度が微妙でギョロっとこちらを見ています。足に何か所かラインを取ったあとがあるので、毛がもげていてかわいそうなので 足は隠しておきます。


2 件のコメント:

  1. こんばんは 辛い状況ですね…
    読んでいる私も胸が張り裂けそうです… 
    そしてすずさんの心の身体もすごく心配です
    きっとさくぽんはすずさんの声・匂い・そして笑顔が何よりの薬だと思うからです  

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    1. ぽこさま
      あたたかいコメントありがとうございます。さくぽんは、肺水腫の水がだいぶ抜けて危機は脱出しましたが、かなり心臓が弱っていて、正直なところいつどうなってもおかしくない状況ではあります。
      病院への入院はしないと決めたので、自宅でゆっくり過ごしてくれたら、と思います。いつも心配していただきありがとうございます。返信がおそくなってご免なさい

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